ワーク
2020.12.03
【面接対策】退職(転職)理由を印象UPさせる伝え方、採用担当者が伝授!
今回は、面接で以前の仕事から退職・転職した理由を印象よく伝える方法についてご紹介していきます。
もくじ
退職理由で大切なのは具体性と、自分のこととして捉えているか
転職で選考を受けている方は、面接で前の仕事を退職した理由を聞かれます。
なぜ退職理由が必要なのかというと、会社側は、応募者がどんな理由で退職したのかを知り、当社でも同じことを繰り返さないかどうか確かめたいからです。
同じことの繰り返しで退職されては、人事担当者も残念な気持ちになります。
面接で退職理由を聞かれた際には、退職した理由と、それを踏まえた自分なりの反省、それを機に何か学べたかを具体的に伝えると、面接官側としても「この人は反省し、学べる人なんだ」と感じ、印象が良く映ります。
良い回答例を紹介しましょう。
例.「体調が悪化したため退職しました。毎月60時間以上の残業に加え、周りの人に相談するという意識も薄かったので、体調に影響が出るまで頑張ってしまったと反省しております。このことから、体調管理や相談することの重要さを学びましたので、今後に活かしていきたいと考えています」
上の例のポイントとしては、退職に至った理由を結論から伝え、そして、その原因となったことを具体的に説明しています。
その後、自分なりの反省点や、そこから何を学んだか、今後どうしていこうと考えているかを伝えられれば、印象アップすること間違いなしです。
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退職理由を伝える時にやってはいけないこと
退職理由を伝える際にやってはいけないことが大きく2つあります。
まず1つ目、「嘘をついたり、ごまかしたりしない」ことです。
面接官は面接のプロですので、求職者の答え方や雰囲気、表情などからなんとなく、求職者が嘘を言っているかもしれない、ごまかしているかもしれないと感づいてしまう方が多いです。
そうなった場合、面接官には求職者に対する不信感が生まれ、印象がかなり悪くなってしまいます。
そのため、面接で退職理由を伝える際は、嘘をついたり、ごまかしたりしないよう、事実を伝えるように心がけましょう。
退職理由を伝える際にやってはいけないこと、2つ目は、「他責・悪口・批判は言わない」ことです。
他人のせいにするような発言や悪口、批判などを言うと、自分自身の評価を下げてしまうことに繋がってしまいます。
退職したことを他人のせいにするようなことや、前職の批判などは言わないようにしましょう。
まとめ
退職理由で伝えるべきことは、
・「退職に至った事実・原因」
・「その経験からの反省」
・「今後への学び」
の3つです。
この3つを簡潔にまとめて伝えると印象がいい退職理由として捉えてもらえますので、ぜひ参考にしてみてください。