ワーク
2021.01.20
働いたことがない人、離職期間中の人は、転職に不利?その理由と面接対策とは!
今回は、働いたことがない人やブランクがある人が就職・転職に不利だと言われる理由と、そういう方の面接対策についてご紹介していきます。
もくじ
働いたことのない人は面接で不利なの?採用側の目線から解説
働いたことのない人・ブランクがある人は、就職・転職活動で不利なのでしょうか。
採用側の目線から解説していきます。
働いたことのない人・ブランクがある人が就職・転職に不利だと言われる理由の1つ目は、働く準備ができているかわからず、不安で採用に踏み切れないからです。
体調や生活リズムなど、身体的な面で働ける状態になっているのか、しっかりと働く準備ができているかどうかわからないと、採用する側は不安で敬遠してしまいます。
働ける状態であることを選考の場でアピールするためには、就職準備をしてきたことを示せるようにしておくのが重要です。
企業実習に通っていた、職業訓練をやっていたなど、どんな場所でどんな内容の訓練をしたかまで具体的に説明できると、面接官も安心します。そのため、面接でしっかりと説明できるように準備しておきましょう。
働いたことのない人・ブランクがある人が就職・転職に不利だと言われる理由の2つ目は、応募者が何ができる人なのかわからないからです。
働いた経験がないので、どんな仕事を任せられるのか、スキルやビジネスマナーはどの程度身についているのかなど、わからないことが多く、採用側は不安があります。
働いたことがない人・ブランクがある人は、就職活動の際に、自分は働く準備のためにどんなことをしてきたか、そして、何ができるようになったのかをしっかりと説明できるようにしましょう。
先ほど紹介したのと同じく「職業訓練をしていた」、「企業実習に通っていた」など働くための準備をしていたことをアピールするのが効果的です。
働くための準備としてさらに効果的なものの1つが、資格です。
パソコンの資格やビジネス文書検定、簿記など、働くことに活かせる資格は数多くあります。
働いたことがない人は、資格を取得できると就職活動でもプラスになります。
勉強をして資格取得を目指してみるのもいいでしょう。
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「なぜ働かなかったか」「なぜ今働こうと思うか」この2つの質問に答えられるようにしよう
働いたことがない人・ブランクがある人に対して、面接では必ずと言っていいほど聞かれる質問が2つあります。
まず1つは、「なぜ働かなかったのか」という質問です。
この質問に対する回答は、人それぞれ異なる理由があるでしょう。
例えば、「働く自信がなかった」「働く意欲がなかった」「働きたくても働けない状態だった」などの理由があります。ただ、これらの理由は、面接の場では言いづらいですよね。
しかし、ここでのポイントは、言いづらい内容でも素直さや正直さを持って回答することです。
「働く意欲がなかった」と回答すると悪い印象を与えるのではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。しかしながら、「働く意欲がなかった」のは事実ですので、ここでは事実を正直に話しましょう。
働いたことがない人・ブランクがある人に対して必ずされる質問2つ目は、「なぜ今働こうと思ったのか」という質問です。
なぜ働こうと思ったかを説明する時は、「他の誰かに言われた」「世間体的にそろそろ働かないとまずい」などの他責の理由を述べるのは避けましょう。
働こうと思った理由は、自分発信で述べることが大切です。
例えば、「お金のために働きたい」というのは自分発信の理由です。
しかし、このまま伝えるだけではアピールにはなりません。
お金を稼いで将来どうなりたいのか、どういう生活をしたいのかまで見据えて、自分の目標まで伝えられると面接官に良い印象を与えられますよ。
まとめ
働いたことがない人・ブランクがある人が就職活動をする際は、不利にならないために「働く準備ができていること」と「自分ができる仕事のレベル」を根拠とともに伝えましょう。
そして、面接では「なぜ働かなかったのか」、「なぜ今働こうと思ったのか」という質問をされます。
この2つの質問には「素直さ」が大切です。そして、将来の目標まで見据えていることをアピールできるように準備しておきましょう。