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2022.01.06

障害者雇用の実態を知って就職活動に生かそう【精神障害者編】

昨今のダイバーシティー、SDGsによる後押しもあり、企業で働く障害者の活躍が益々期待されています。
特に精神障害者は、うつ病の増加により、メディア等でよく取り上げられるなど注目されています。

そんな就職活動をしている精神障害者の中には
・どんな障害等級や障害種類の方が就職しているのだろう
・就職先はどんな業界や職種が多いのかな
・精神障害者が正社員として働いている割合ってどのくらい?
・精神障害者の賃金はどのくらいが平均なの?
などの悩みがあるのではないでしょうか。

今回は、「厚生労働省 平成30年度障害者雇用実態調査結果」のデータから
精神障害者に絞って、どの障害等級や障害種類の人が、どのような就職先・業界・職種で、どのような労働条件で働いているかをお伝えします。

参照:厚生労働省 平成30年度障害者雇用実態調査結果

ぜひ、就職活動の参考にご覧ください。

どんな人が就職している?(障害種類、等級など)

①年齢

ポイントは、20代から50代まで幅広い年齢の方が働いていることです。

②障害種類別

障害種類別を最も多い順に並べると、
1位 統合失調症31.2%
2位 躁うつ病25.8%(気分障害うつ病)
3位 不明(精神障害者保健福祉手帳保持者に限る)21.1%
の結果となっています。

③障害者手帳の等級

等級の多い順に並べると、
1位 2級46.9%
2位 3級36.3%
3位 1級1%
となっています。

精神障害者保健福祉手帳の2級、3級を持っている方が大半を占めています。

就職先は?(業界、職種など)

①業界別

業界別を多い順でみると
第1位 卸売業小売業53.9%
第2位 医療福祉17.6%
第3位 サービス業9.4%
の順番となっております。

②事業所規模

100人未満の事業所や企業で働く人が86.4%と最も多いことがわかります。
さらに500人未満までを含めると95.6%になっており、いわゆる1,000人以上の大きい事業所か大企業で働いている方は2.1%となっております。

③職業

大きい順でみると
1位 サービスの職業30.6%
2位 事務的職業25%
3位 販売の職業19.2%
4位 生産工程の職業12%
という結果になっております。

ポイントは、作業系、事務系、販売系などと幅広い職業で活躍されていることです。
分類について、より細かく知りたい方はこちらの参考リンクをご覧ください。
参考:厚生労働省編職業分類

労働条件は?(雇用形態、賃金など)

①雇用形態

雇用形態について、多い順だと
1位 無期契約の正社員以外46.2%
2位 有期社員28.7%
3位 正社員25%
という結果になっております。

※無回答0.1%は順位に含んでいません

ポイントは、無期契約の正社員以外が約半分の46.2%という所です。
1位の「無期契約の正社員以外」がどのような雇用形態であるかを知りたい方は、こちらの参考動画をご覧ください。

②労働時間

多い順でみると
1位 通常(週30時間以上働いている人)47.2%
2位 週20時間以上30時間未満39.7%
3位 週20時間未満13%
という結果になっております。

※無回答0.1%は順位に含んでいません

③週所定労働時間別平均賃金

精神障害者の平均は12万5,000円です。

まとめると以下のようになります。

・週30時間以上働いている人の平均月収189,000円
・週20時間以上30時間未満働いている人の平均月収74,000円
・週20時間未満働いている人の平均月収51,000円

補足として、賃金の支払い形態では、時給制68.9%、月給制28.6%、日給制2.3%、無回答 0.2%となっており、約7割の方が、時給制で賃金をもらっていることになります。

まとめ

精神障害者雇用の実態を大きく5つにまとめてお伝えいたします。

・年齢は20代~50代までと比較的幅広い
・作業系、事務系、販売系と幅広い職種で働いている
・平均勤続年数は3年2カ月
・無期契約正社員以外が最も多い(46.2%)
・月給制より時給制で働いている方が多い(68.9%)

ぜひ、こちらを就職活動の参考にしてください。

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