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2020.01.09

聴覚障害があっても大丈夫? 障害者とヨガレッスン

ここ数年は、国内外問わず人気を集めているヨガレッスン。最近では、レッスンを受けられる教室も増えてきましたが、中には、聴覚障害を持つ方でも通えるヨガ教室ができているそうです。そこで今回は、そんなヨガ教室の取り組みと、可能性についてご紹介していきましょう。

特有の難しさがある、障害者のヨガレッスン

視覚障害や聴覚障害など、身体障害にはさまざまなものがあります。労働するうえでもさまざまな配慮が必要になってきますが、日常生活においても、身体障害者にとって難しい問題は少なくありません。

例えば、健康づくりを目的としたヨガ。「身体障害や視覚障害を持つ方への十分な配慮体制が整っていない」との理由で、不本意ながら受講を断られるケースも少なくないのです。

ヨガは激しいスポーツではありませんが、一定の負荷を体にかけるため、健康面での配慮や、特定の工夫や配慮が必要になってきます。もし、視覚障害があれば、動きを見て同じように動かすことができませんし、聴覚障害があれば、指示を聞き取ることができません。

そのため、障害者がヨガレッスンを受けようと思った場合、障害者と触れ合う、特有の難しさが問題となってくるのです。

聴覚障害者のための手話付きヨガも

耳で聴き取ることが十分にできなくても、安心してヨガを楽しめるように…と、手話を使ったヨガ教室もできてきています。

通常のヨガであれば、講師が全員の前にいます。基本的にはその場から移動することなく、声や動きを使って指導しますが、手話を使ったヨガ教室では、一時的に、寝そべった生徒の顔の前や上に移動して、手話で指導をします。

この教室では、うちわで風を送って合図をしたり、床を叩いた振動や、生徒の体に触れたりといった方法をとっていましたが、びっくりしてしまう方が多かったため、このような方法に落ち着いたそう。この他、いろいろなシーンに対応できるよう、日々、試行錯誤を繰り返されているようです。

メンタルケア効果が期待できる可能性も

聴覚障害だけではなく、身体障害、知的障害、発達障害、ダウン症の方も受けられるヨガレッスンも、少しずつ増えてきています。

ヨガを含めたストレッチや、ちょっとしたスポーツは、ストレス対策にもなってくれますし、特に、精神障害や内部障害などにおいては、ストレス対策が直接、症状改善につながるケースも少なくありません。

こういったことを考えると、福利厚生にヨガなどを含めることもひとつの手と言えます。ストレスを緩和できる取り組みを考えれば、より安心して、長く働いてもらうことができるかもしれません。

職場でヨガ教室を開催するわけにはいかないかもしれませんが、こういった取り組みを知ることは、障害者が働きやすい環境作りにも役立つのではないでしょうか?ヨガ教室ひとつとってみても、障害に合わせて、さまざまな工夫が考えられています。みなさんの職場でも、いろいろな工夫を凝らして、障害者雇用の可能性を模索していきましょう。

著者情報Startline_watanabe

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